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気ままにダイアリー

土方さんの絵をきわめたいです。でも時間がない。ボロッ

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愛なら救えるかも知れない 君のためなら犠牲になろう

 by.尾崎豊 - 核

 実はちょっと色々ありまして、別にその子が好きってわけじゃないんですがきゅんと来たので書き留めたかった。けど細かい設定等どうしても考えられない……ので。続きに書きます~。
 それにしても暑い。っていうか女の子の日だと思ってたのに違った。ちょっと早いなーとは思ってたんですが、何なんだろうね。偶にこうしてちょっとだけ出て1,2日で終わるちっちゃなサークルっぽいやつが訪れます。悪いのかなこれ。そうだよね、悪いよね……;; あせものところが痛い。し、痒い。夏は嫌いだー……!
「引っ越すんだもんな!」
「……ああ、まあな。」

え、とあたしはその場に立ち止まった。あからさまにぎょっとした顔をしている丸井と、バツが悪そうな仁王が立っていた。丸井はそそくさとトイレに逃げ込んだけれど、掃除場がトイレ前である仁王は、箒を持ったまま此方に向き直った。あたしは普通にトイレ掃除で、仁王の横を通らない限りトイレには辿りつかない。何故こういうときに限って誰もいないんだ……誰もいないから丸井も簡単に口にしたのだろうけど。

「えっと……引っ越すんだ。」
「……うん。」
「いつ?」
「卒業した後。」

そっか、とだけ言ってあたしは押し黙った。仁王もあたしから視線を逸らして箒に凭れかかった。

「えっと、秘密にしといた方がいい?」
「いんや、別に。」
「そう。……あ、別に言いふらさないよ。」
「ほうか。」

そう仲が悪いわけでもないんだけど、なんだか仁王がいやにしょげてるもんだから、話が弾まなかった。仁王だけのせいにするつもりはないけれど。あたしも、随分アレだから。
別に仁王が引っ越すことが悪いとも良いとも思わない。何かしら理由があるだろうからあたしはあえてその部分には触れなかった。丸井はいつの間に出て行ったのか、恐らくもうトイレの中にはいないだろう。仁王は凭れかけていた体を起こすと、箒を逆の手に持ち替えた。

「えー……絶対、引っ越す前にケーバン教えてね。」
「なんで?」

仁王はさらりとそう口にした。なんでって、と口篭るのはあたしだ。そんなにケーバン教えたくないのかな、なんて考えが頭をよぎる。言わなきゃよかったかもなんて思ったって、もう遅い。あたしはちょっと気を使って少しだけ口の端を上げるよう努めた。けど恐らく、違和感のある作り笑顔にしか見えていないだろう。

「なんで、って……寂しいじゃん。」
「なんで引っ越す前なん? 今じゃいけんと?」
「え、」

にやりと薄く笑う仁王に、あたしも小さく笑みを零した。


――――――――――――――――――――
 90%? 少なくても90%は実話。まさかこんなきゅんと来るような台詞を言われるとは思ってなかったですけども。仁王くんは恐らくこの後引っ越しても立海代附属高校に通います。
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銀魂を中心に愛を叫ぶ現役学生。最近は土方さんしか見えてません。チラ見程度に浮気癖あり。

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