気ままにダイアリー
土方さんの絵をきわめたいです。でも時間がない。ボロッ
11 October (Tue)
よくよく考えてみたら昨日のヤバイ銀さんは大概すごいよい銀時だったのではないかと気付きました。だってあの着物脱ぐ後姿にドキドキしたのは純然たる事実だからね!!!
というわけで、突然SSが始まるわけですが、びーえるなのでご注意を…!!!
※びーえる
※ぬるい
※絵付き
※クオリティ半端なく低い
※銀土銀
※なんでもオーケィな方のみ続きから
というわけで、突然SSが始まるわけですが、びーえるなのでご注意を…!!!
※びーえる
※ぬるい
※絵付き
※クオリティ半端なく低い
※銀土銀
※なんでもオーケィな方のみ続きから
銀髪の男は殆ど残りのないパックを左右に振った。たぷり、と一つ波が立った音がする。
決して速いスピードで飲んでいたわけではない。むしろ、今隣で煙草を呑んでいる人物が音もなく同じベンチに腰掛けてからは、比較的にスローなペースで飲んでいたつもりだった。
「…お前」
いちご牛乳の立てる水音を聞いたのかそうでないのか、沈黙を破ったのは煙草を銜えている方だった。短い単語だけを口にしてから、思い出したように煙草を唇から離す。ふう、と口から漏れた息は真っ白く染まっており、銀髪の男は思わず顔を顰めた。
「昨日、誕生日だったらしいじゃねェか」
「…あー、まあな」
「なんで言わなかったんだよ」
「言うかよ」男はくつりと一つ笑った。「祝ってくれ、なんつう年でもねえし」
それもそうか、と黒髪の方も一つ笑う。
「祝って欲しくねえの」
「祝ってくれるってェんなら、祝わせてやってもいいけど」
「…あっそ」
「甘いもん食いてえ」
「そういうつもりじゃなかったから、今日は大して持ってねえぞ」
「いいっていいって」
よっこらせ、と言わんばかりに重い腰を上げた男に倣って、いちご牛乳のパックを潰しながら男ものったりと立ち上がる。
「どうせ、おれの高いとお前の高いじゃレベルが違ェんだよ」
「あ?」
「おたくは財布に小さい方の紙幣が一枚、なんてサビシイ男じゃないでしょう」
「てめ、千円札しか常備してねェのか」
男が通り過ぎざまに平たくなったパックを投げた。視線を向けていたというわけでもないのに、それは吸い込まれるように設置されたゴミ箱へと入り、大人しくなる。鋭い目つきがするりとそこを撫でたが、あとは二人とも振り返ることなく公園を出て行った。
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銀時と土方は付かず離れずの距離を保っている方が滾るという話。
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芹 深丘
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女性
自己紹介:
銀魂を中心に愛を叫ぶ現役学生。最近は土方さんしか見えてません。チラ見程度に浮気癖あり。
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